LEDチップ COBとSMDの違いについて
LED素子の種類には、現在【砲弾型】に加え【COB(チップオンボード)】と【SMD(表面実装)】の3つが挙げられます。
【砲弾型】
・デメリット
2本の細い電極は、放熱性能が低く高い電流を流すことが出来ません。
また、光の指向性が前方に強く光が広がらない性質の為、高輝度を必要とする場合は不向きと言えます。
・メリット
細い電極と小さい形状により、アーチ状の場所や狭い場所への実装に向いており、明るさよりデザイン性を求めるライトに最適です。
クリスマスやイベントに使用するLEDイルミネーションや、ウィンカーやバックライトなどのカー用品に多く使用されます。
【SMDチップ】
・デメリット
高輝度を必要とする場合、1個当たりの明るさが低いSMDチップは沢山実装する。
必要がある為、ライトを使用時に影が多重に重なって出来てしまいます。
・メリット
チップ裏面に給電端子があるSMDチップは、ハンダ付けするだけで点灯が出来る。
仕組みであるため、極限までチップを小さくすることが出来ます。
その為、アーチ状に使用する場合や小さいライトへの使用にも適しています。
【COBチップ】
・デメリット
チップ表面に給電端子があるため製造における手間が多いと言えます。
また、単価もSMDに比べ高価で製造コストは高額となります。
・メリット
チップ表面い給電端子があるCOBは、LEDに不可欠である放熱性能に高い効果を示すアルミ―シートへ直接COBチップを張り付けることで、高輝度と放熱性能の両立を実現する事が出来ます。
基盤へ直接ハンダする必要があるSMDでは実現しえない明るさの実現が可能です。