バッテリーの直列接続と並列接続について
「直列接続と並列接続」は電気回路の基本になる接続方法です。
ほとんどの電気回路の接続は、「直列接続だけのもの」と「並列接続だけのもの」「直列接続と並列接続を組み合わせたもの」のどれかになります。
■ バッテリーの並列接続
並列回路では、電流の経路が分岐して各部品に同じ電圧がかかる。
電池を並列につなぐと、電池に蓄えられる電気の量は倍になります。
言い換えれば、同じ規格のバッテリーを並列接続にすると、『電圧は変化しないで、運用できる時間はバッテリーの数に比例して増えていく』 となります。
バッテリーAとバッテリーBと仮定します。
バッテリーで同じ電圧を保つ場合は、2つのバッテリーを並列で繋ぎます。
バッテリーAのプラスとバッテリーBのプラス、またバッテリーAのマイナスとバッテリーBのマイナスのように同じ極性を繋ぎます。
例:
型番:GH10-S(実用新案登録) LEDパワー:12W 明るさ:1200lm 点灯時間:6時間以上 使用電池:18650型充電池×3本 |
型番:YC30-N バッテリー着脱式 LEDパワー:30W 明るさ:3000lm 点灯時間:5時間以上 使用電池:グッド・グッズ専用電池GH-4400A×2バック |
■バッテリーの直列接続
直列回路では、電流の経路が1つであり、同じ電流が各部品を順に流れる。
電池を直列につなぐと、電池に蓄えられる電気の量は変わらないで、電圧は倍になります。
簡単にいえば、同じ規格のバッテリーを直列接続にすると、「運用できる時間は変化しないで、電圧はバッテリーの数に比例して増えていく』 となります。 容量は合計されているのですが、電圧を上げるのに電流を消費するので運用できる時間に変化がないのです。
バッテリーで同じ電流を保ち電圧を上げる場合は、2つのバッテリーを直列で繋ぎます。
バッテリーAのプラスとバッテリーBのマイナスを繋ぎます。バッテリーAのマイナスとバッテリーBのプラスから出る電圧が上がっています。
例:
型番:ED90 明るさ:1800lm 利用電池:18650型充電池×2本 |
型番:TY05 明るさ:550lm グッド・グッズ専用電池 7.4V 2200mAh |