ホタルスイッチ
ほたるスイッチとは?
ホタルスイッチはスイッチ「切」の状態で、スイッチ部分のランプが点灯するスイッチとの事ですが、電気工事士には位置表示灯付スイッチと呼ばれてます。
ほたるスイッチの用途:
用途としては夜間、暗い所でトイレの照明、玄関の照明、廊下の照明 等のスイッチの位置が分かる様に小さいランプを内蔵されたスイッチです。
ほたるスイッチの作動について:
壁スイッチON⇒スイッチのホタルランプ消灯
壁スイッチOFF⇒スイッチのホタルランプ点灯
ほたるスイッチの主な設計は?
ネオン管とLEDの二通りあり、かつてはオレンジ色のランプに切手ほどのサイズのタップが主流であったが、近年はONにすると赤色、OFFにすると黄緑色に点灯するランプに、名刺大サイズ、もしくはそれを分割したサイズのタップが主流となっている。
以前のホタルスイッチ画像 | 現在のホタルスイッチ画像 |
ほたるスイッチとLED電球はなぜ相性が悪いのですか?
スイッチは切れているのに、どうしてLED電球は時々点滅していますか。という悩みを抱える人はいますよね。こういう場合、ご使用のスイッチは蛍スイッチではないでしょうか。
では、なぜ蛍スイッチは切れたあと、LED電球は点滅しますか。
蛍スイッチの回路を簡単に述べると、わかると思います。
ほたるスイッチは、スイッチを切っても、並列に繋がっている「抵抗器+ネオンランプ」で、白熱電球などでは点灯しない僅かな電流を流してほたるを点灯させます。
照明にはかなり低いが電圧が、スイッチを切っても掛かり続けるという事です。
一方LED電球は、チラツキを少なくするために、出来るだけ低い電圧でも点灯させる回路にする必要があります。この「出来るだけ低い電圧」を実現する回路が、LED電球のメーカーによって違っております。